仁禮 彩香さん

仁禮 彩香さんを紹介します

小学生の時に感じた違和感をきっかけに14歳で起業
仁禮 彩香さん
教育システムを変革し、自分の人生を自分で切り開くことのできる人を育みたい

2011年、14歳にして「子どもによる子どものための未来創造企業」株式会社GLOPATHを設立、中学生CEOとして脚光を浴びた仁禮彩香さん。2016年8月には新たに株式会社Hand-Cを立ち上げ、現在は企業の人材育成プログラムや学校向けのプログラムの開発、イベント企画などを行っています。

「小学生の時に感じた学校教育のあり方への違和感が、起業への大きな1つのきっかけでした。」と仁禮さんは話します。学校という閉鎖された空間を社会と繋げ、大人も子どもも学び合える環境をつくりたいという思いが、「GLOPATH」の立ち上げにつながりました。

昨年新しく設立した「Hand-C」では、2020年に中学校を開校することを目指し、来年から小・中学生向けのアフタースクールやサマースクールなど、様々なプログラムを展開していきます。

また、仁禮さんにとってFacebookは人々とのネットワークを構築するのに欠かせないものでした。「Facebookでは自分が発信したものに対して反応やフィードバックを得ることができますし、多くの人々とつかず離れずの良いつながりを築くことができるツールだと思います。」と彼女は語ります。

まず走り出して、壁にぶつかってから登り方を考えればいい

起業した中学生の時は、知識、経験、信用、お金、何も持っていませんでした。しかし、「それらが障壁だという認識はなく、ないものは作る、もらう、頼る。必要なことは考える、学ぶ、行動する。」と、とてもシンプルに乗り越えてきたと言います。「障壁を見つけようと思えば、いくらでも見つかると思いますが、それを数え上げて失望するより、走りだして、壁にぶつかったらそこで登り方を考えればいい。」と彼女は語ります。

「目標を達成できるのはまわりの人々のサポートのおかげです。どれほどたくさんの方に助けられてきたか、言い尽せません。」と話す仁禮さん、近頃は事業が忙しく、一番の支えである家族と一緒の外出などが以前のようにはできなくなったと言いますが、かわりに、家族みんなで食事をする日やおしゃべりする時間を少しでも確保して、充実した時間を過ごすように心がけているようです。

いきる者達が、互いを尊重し共存できる世界を創りたい

仁禮さんはご自身の次なる目標について、「日本の教育のあり方を変革していくことです。これからの未来においては、AIやロボットなどの技術が人間の代わりに様々な仕事をしてくれるようになるでしょう。今生きている人たち、そしてこれから生まれてくる人たちは、人間の存在意義が問われるような時代になっても、自分の人生を自分の力で切り開くことのできる人であってほしい。そのためには、教育・社会の仕組みの根本に立ち戻って考え直す必要があります。」と話します。
そして、ご自身の夢について、「いきる者達が、互いを尊重し共存できる世界を創ることです。いきる者達というのは、人に限らず、これから友達のような存在になるロボットや人工知能、やがて出会うかもしれない宇宙人なども含みます。それぞれ個性があり、違いがある。その違いを受け入れ、相手の存在を認めることができれば、共にいきる世界は創れると思います。貧困・教育・制度など取りかかるべきことは無限にありますが、死ぬまで頑張ってみます。」と語りました。

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