蟹瀬令子さん
日本

蟹瀬令子さんを紹介します

肌にも心にも“潤い”をもたらすことが使命
蟹瀬令子さん
日本
人々の肌と心、人生に潤いをもたらすという自分の使命を全うしたいです。

華やかなキャリア道を突き進んでいた蟹瀬令子さんが、50代半ばで一念発起して立ち上げたスキンケアブランド「レナジャポン」。そこに至るには、さまざまな人や出来事との“偶然のような必然のような”出会いがあった。

今までに手がけた数々の仕事を振り返ってみると、2007年に立ち上げた「レナジャポン」は、私のキャリアの集大成だと言えます。20年間勤めた博報堂では、コピーライティングやCM制作、シャンプーやおむつなどの商品開発に携わり、その間36歳で1年間休職してアメリカへ行き、大学でマーケティングを学びました。このときに学んだ「いい商品とは、ひとりのクリエイターの強烈な“これがあったら幸せ”という想いを形にし、マーケティングとはそれを市場で証明するもの」という考え方に深く感銘を受け、今でも仕事の軸となっています。

キャリアに一段落……のはずが!

その後、「ザ・ボディショップ ジャパン」で社長を務めた際には、創業者のアニータ・ロディックから環境問題や社会貢献に、いちブランドがどう関わり、何を伝えていくのか、その考え方やメソッドを徹底的に教えてもらいました。嵐のような7年が過ぎて売り上げもようやく上向きになり、やっと一段落。この先はひっそりと物書きにでも……と思った矢先、海外生活を送る娘から「私のひどい肌荒れを治して」という悲痛なSOS。私も困った性分で、そう言われると情熱がムクムクとわき上がり(笑)、ならば、これまでの経験と知識と人脈を活かし新たなスキンケアブランドをつくろう、と立ち上げたのが「レナジャポン」です。保湿性にすぐれた果実、“マルメロ”との運命的な出会いから商品の方向性も定まり、成分はすべて植物由来のもので、シンプルに素肌を整えるためのスキンケアが完成しました。

写真にこだわるInstagram、価値観を伝えるFacebook

商品は、口コミなどで少しずつ広まってきてはいますが、まだ十分とは言えません。そこで認知度アップのため、ブランドとしても個人でもSNSを活用しています。その効果を感じたのは、トラベルキットをFacebook上で宣伝したとき。世界地図のうえにトラベルキットを載せて写真を撮り、その横に、「旅にでたいなあ、と思ったら、すぐに出かけましょ」から始まる短い文章を添えてアップしたら…それがすごく好評で、実際に売れたんです。広告業界に長くいた私にも、こういう宣伝の仕方、効果があるんだ、ととても新鮮に感じました。

今秋から展開する「LENAJAPON USA」は、発売前からインスタグラムを使って告知していますが、Instagramは情報の発信よりもイメージメイキングに強いですよね。パッと見て素敵!と感覚に訴える写真を娘が撮影しています。対して、個人名で投稿しているFacebookは、どこへ行って何をしたかの羅列だけでなく、そこで何を感じたか、私がどんな価値観で生きているかが伝わることが大事。訪れた人が思わず「私は」「僕は」というコメントをしたくなるような場になればと思っています。

今後は、2007年から行っている芸術家を支援する活動も継続し、人々の肌と心、人生に潤いをもたらすという自分の使命を全うしたいです。

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